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浴室の介護リフォームは必要?具体的な内容や補助金制度を徹底解説

介護用浴室

 

要介護状態になったり、身体の自由が利かなくなったりすると、毎日の入浴に支障が出てしまう場合があります。そのような場合、怪我のリスクや介護負担の軽減のためにも、お風呂のリフォームがおすすめです、本記事では、浴室の介護リフォームについてご紹介します。介護にお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むための時間:3分

浴室の介護リフォームを行うメリット

浴室の介護リフォームを行うメリットは、以下の通りです。

介護者の負担が軽減される

入浴介助は全身の力や集中力を使うので、体力を消耗しやすい作業です。そのうえ床が滑りやすかったり手すりがなかったりすると、介護者の負担はさらに増えてしまうでしょう。浴室の介護リフォームを行うことで、スムーズに入浴の介助ができます。

要介護者の負担が軽減される

負担が軽減されるのは、介護者だけではありません。浴室を介護リフォームすれば、要介護者にとっても、入浴の時間がより心地よいものになるでしょう。入浴がストレスになると、入浴拒否の可能性も出てくるため、早めに対処しておくことをおすすめします。

【浴室】介護リフォームの内容

ここからは、介護リフォームにはどのような種類があるかをお伝えします。

手すりの設置

浴室内に手すりを設置することで、安全性が高められます。立ち上がったりしゃがんだりする際や、浴槽の縁をまたぐ際、移動の際にも転倒リスクを軽減できるでしょう。ただ手すりを設置するだけではなく、設置する場所を慎重に判断することが大切です。

浴槽の交換

浴室リフォームを検討する際は、浴槽の種類や高さも検討しましょう。浴槽をまたぐ瞬間は、バランスを崩しやすく転倒リスクが高まります。要介護者の身体状態に合わせた高さの浴槽に変更してください。

段差をなくす

浴室ドアの部分に段差がある場合は、つまずいてしまう危険性があるため、フラットな状態にしておきましょう。段差を取り除くことで水漏れのリスクが高まるため、防水対策を講じておく必要があります。

浴室暖房乾燥機の設置

浴室暖房乾燥機を設置することで、ヒートショックの危険性を下げることができます。ヒートショックは、寒暖差によって血圧が急激に変動し、心臓や血管に負担をかけることです。めまいや立ちくらみを起こすだけではなく、最悪の場合命に関わることもあるため、浴室暖房乾燥機を導入して、浴室を温めておく必要があります。

床素材の交換

古い浴室は、床がタイル張り仕様であることが多く、滑りやすくなっています。また、タイルは硬い性質を持っているので、転倒して頭や身体を打った際、大怪我につながることもあるため注意が必要です。高齢者が使用するお風呂は、柔らかく、滑りづらい床に張り替えておきましょう。

扉の交換

浴室扉の周りにも、危険は潜んでいます。建て付けの悪い扉は、スムーズに開く扉に変えて事故を未然に防いでください。また、出入り口付近を広く取れる引き戸や折れ戸に変更するのもおすすめです。また内開きタイプの浴室は、何かあったときに開けづらいため、外開きにしておきましょう。

バスリフトの設置

浴槽を乗り越えるのが困難な場合には、座ったままで浴槽に出入りができる、バスリフトの導入を検討してみましょう。椅子が電動で昇降するため、介護者・要介護者ともに身体への負担が少なく済みます。自宅介護において、さまざまなリスク低減のため、シャワー浴のみにしている方も多いようですが、身体機能維持やリラックスのためにも、湯船に浸かってもらえるようになるでしょう。

お風呂リフォームを行って、快適なバスタイムを!

本記事では、浴室の介護リフォームについて解説しました。浴室を介護仕様にリフォームしておくことで、介護者と要介護者両方の負担を軽減することができます。バスタイムが快適なものでないと、要介護者が入浴拒否を示すこともあり、衛生維持が難しくなるケースもあるため、在宅介護が決まったら早めにリフォームを検討しましょう。

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